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C−1

(TYPE C-1)

「TYPE C−1」、スペック・ナンバー「3206」
C−1は見ての通り、ジャケットではなく「ベスト」なので、ここで紹介するのも何であるが・・・まぁ「番外編」と言うことで(笑)。
航空機が戦争に使用されるようになって以来、パイロットの生還性が問題となってきた・・・即ち、敵地で撃墜されて脱出(ベイルアウト)等をした場合において、武器や通信機等のサバイバル・ツールの必要性が高まったわけである・・・それらのツールは当初、バック等に入れて持ち運ぶようになっていたが、被撃墜等の非常事態にそのようなものを持って脱出することや、また、狭いコックピット内にそのようなものを置くようなスペースを確保することが困難であるため、まぁそれなら「最初から身に付けておこう」という発想から生まれたのが、所謂「サバイバル・ベスト」であり、このような背景から生まれた最初のサバイバル・ベストがC−1である。
バイクでフライト・ジャケットを着ようとする場合、問題になるのがその「収納力の低さ」である・・・以前にも書いたと思うが、基本的にジャケットのポケットには物は入れないのが普通なので、ほとんどの場合、ジャケットのポケットの収納力はあまり期待できない(あまり物が入るような構造になっていない)・・・そこで登場するのが、大小様々なポケットが大量にあるサバイバル・ベストである(まぁ、中には使えないポケットもあるけど・・・)。 ジャケットの外側に着れば(サバイバル・ツールを格納するためのベストなので、普通はこのように着る)、ジャケットの収納力不足を補って余りあるものがあり、また夏場などにはTシャツの上にこれ1枚着れば、手に荷物を持たなくても大丈夫(笑)ということで、結構タウンユースにも使える・・・まぁ冬場の防寒着としては使えないが、あくまでも「ポケット増加の手段」として考えれば、色々なシチュエーションに対応できると思う。


アルファ・インダストリー(ALPHA INDUSTRIES)
最初に買ったのは、定番のアルファ・インダストリー製C−1ベストであった・・・当初、まぁ夏場に着るのに(私はバック等を持つのが嫌いなので・・・)ちょうどよさそうと思っていたのだが・・・これが結構使い勝手がよかったので、結局オール・シーズン活躍するようになった。
オリジナルのC−1とは異なり、まぁ普通のフィッシング・ベストみたいな感じであるが、まぁ特に夏場のTシャツの上から羽織る分にはあまり違和感がないので、かなり活躍してもらった・・・ちなみに値段もかなり安く、コスト・パフォーマンスの高い逸品である。 なお、以前に北海道ツーリングに行ったときの「お伴」がこのC−1で、マッコイズのレッド・シルクの上から着用していたが、かなり重宝した・・・ただ、このC−1はオリジナルと異なり、胴囲の調整ができず、結果としてやや「きつめ」であった・・・もしバイクでの使用を前提に購入しようと考えるなら、1サイズ大きい方がいいかも知れない。


バズ・リクソンズ(BUZZ RICKSON'S)
こちらはレプリカでは定評のある、バズ・リクソンズ製C−1ベストである・・・アルファ製のものと比べてみれば判るように、背中が紐式で胴囲が調整できるようになっている・・・で、結果としてこちらはサイズがない(調整できるから)。 この調整機構により、ジャケットの上から着る際に微妙なサイズ合わせが可能である・・・ただ「紐」なので、微調整等をするには何度も脱着しなければならないのが難点である。
細部を見ると、これまたアルファ製とは異なり実にオリジナルに忠実で、(使うはずのない)拳銃用ホルスターまで着いている(笑)・・・まぁ実際によく使う(と言うか「使える」)ポケットは5〜6位であり、それらのポケット位置はアルファでもバズでも変わりない。 ちなみに各ポケットには、本来そこに収納されるサバイバル・ツール名がステンシルされており、初めて見ると「へぇ」と思えること請け合いである(笑)。

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