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MA−1

(TYPE MA-1)

「TYPE MA−1」、ミル・スペック「MIL−J−8279」・・・これまた説明が不用なくらい有名なジャケットである。
B−15シリーズで確立された近代フライト・ジャケットのスタイルであるが、このMA−1で概ねの完成を見ることになる・・・ジェット機時代突入に伴い、パイロットのヘルメットにハード・シェルが採用され始めたことにより、B−15シリーズの特徴であった「襟ボア」がヘルメットに干渉するという不具合が発生した。 このため、B−15Dのスタイルそのままに襟ボアをニットに変更したものがMA−1であると言える・・・なお、在庫されていたB−15シリーズも同時期に襟ボアに改修を受けたものが存在し、こちらはB−15○(MOD)と呼ばれるが、特にB−15D(MOD)はよほど詳しい人でない限り初期型のMA−1と見分けがつかないくらい「そっくり」である。
MA−1には内、外各2つづつのポケットが装備されているので、収納力はそれなりに期待できる。 また、B−15シリーズと異なって「襟ボア」がないので、ヘルメットの干渉が気になる向きにはB−15シリーズよりもお薦めである・・・ただ、ニット襟はあまり遮風効果が期待できないので、寒い時期には首回りの防寒に気を遣う必要があるだろう・・・どちらにしても「ごつい」ファスナーがむき出しで取り付けられているので、タンクの保護は必須である。
なかなか使い勝手がいいジャケットであるが、「トップガン」のヒット以来、ライディング・ウェアの定番と化した感があり「人と同じ格好はちょっと・・・」という方にはあまりお薦めできない(笑)。

1. アルファ・インダストリー(ALPHA INDUSTRIES)
「MA−1」と言えば「アルファ」と言うくらい、定番中の定番である・・・が、私も「人と同じ格好はちょっと・・・」というタイプだったので(笑)、最初に買ったMA−1はL−2Bと同じく「ビンテージ・レプリカ」であり、初期型(MIL−J−8279)である。
初期型の特徴は「フロントに酸素ホースをクリップするための「ナイロン・タブ」がある」こと、「脇の下付近に通信ケーブルを固定するためのストラップがある」こと及び「裏地がオレンジではない」ことである。
買ってから3年くらい派手に使いボロボロになったので、次の68年モデル購入の際に廃棄・・・(写真なし)

2. アルファ・インダストリー(ALPHA INDUSTRIES)
これまた同じくアルファのMA−1である・・・が、こちらは68年モデル(MIL−J−8279D)のレプリカである(笑)。
普通のMA−1との外見上の違いは「ポケットにフラップがない」こと・・・まぁぱっと見た目には普通のMA−1とあまり変わらないところがミソである・・・ただし、インナーはウール・パイルなので(これは初期型も同様)、現行のもの(アクリル混)とは保温力が段違いである・・・ついでに重さもかなりある。
ちなみに定価は普通のMA−1の「3倍近く」するが・・・「外見はあまり変わらない」のが災いしてか、あまり売れなかったようで、カジュアル・ショップなんかで「普通のMA−1」と変わらない値段で売られているのを見かけることがあるのが何とも・・・である(私ゃ2回買ったが、両方ともほぼ定価・・・)。 もし、「こういった値段」で売られているのなら「直ちにゲット!」の逸品である。
最初に買ったヤツは「縮ませて」しまったので(乾燥機にかけるとウールはよく縮む)、同じものを買い直した・・・あぁもったいなかった・・・

3. メーカー不詳(NO BRAND)
ここに至って「ようやく」現行タイプのMA−1であるが・・・定番のアルファ製ではなく、メーカー不詳(韓国製)というのが如何にも「へそ曲がり」である(笑)。
普通、日本で売られている所謂「MA−1タイプ」と同じ作りで、はっきり言えば「てろてろ」のジャケットであるが・・・これは米国の某エア・ショウにおいて、ブルー・エンジェルス(米海軍アクロバット・チーム)のブースで購入した「ブルーズ創設50周年記念オフィシャル・ジャケット」である。 左胸と背中に綺麗な刺繍が施されており、日本でも「航空ファン」等で通販されたらしいが、かなり高価だった上にあっと言う間に完売されたと聞く。
アルファの68年モデルも持っていたし、記念ジャケットなのでずっと保管していたが、クローゼット整理に合わせてオークションで売却・・・これがアルファ製のMA−1だったら、多分売らずに持っていただろうと思う(笑)・・・何故、米国製のジャケットを使わなかったのか不思議である(まぁ、価格を抑えるためだったんだろうが・・・)。

4. バズ・リクソンズ(BUZZ RICKSONS)
もともと「MA−1を着るならB−15にする」タイプなので、あまりMA−1自体に興味を示していなかったのだが、今回購入したのは珍しく「王道」である(笑)。
2008年秋冬モデルとして、バズ・リクソンズから出された「LION UNIFORM社」実名復刻の初期型モデルである・・・これは「エイジング・モデル」ということで、アビレックスと同じように「長年着込んだ風合い」が出るように加工が施されている。
カタログ写真を見た時は「ふ〜〜〜ん」と思ったくらいだったのだが(笑)、某店に行った時に「たまたま」実物を発見・・・これが実にいい風合いだったので、散々迷った挙句に購入(笑)・・・サイズがLだったので「どうか?」と思っていたが、加工により少し小さくなっているようであり、特に問題はなかった。 インターミディーのジャケットが増えたことで、B−10との使い回しをどうするか?が「贅沢な」悩みである(笑)。

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